ラワン合板の特徴
- 外観: 茶色がかったシンプルな見た目。
- 加工性: 軽量で加工しやすい。
- 用途: 主に建築用の下地材や家具の裏板、内装パネルに使用。
- 特性: コストが低く、大量生産向き。耐久性や耐水性はやや低い。
ラワン合板は、特にコストを抑えたい場合や見えない部分の素材として最適です。
造作家具屋が解説！ラワン合板とフィンランドバーチ合板について
今回は2種類の木材について紹介
家具製作において木材選びは重要なポイントです。特に合板は、強度や加工性、コスト面で多くのメリットを持つ素材です。本記事では、造作家具のプロとして「ラワン合板」と「フィンランドバーチ合板」について解説します。それぞれの特徴やメリット・デメリット、選び方について詳しくご紹介します。
フィンランドバーチ合板の特徴
- 外観: 明るい白色で、美しい木目が特徴。
- 加工性: 非常に均質で加工精度が高い。
- 用途: 高級家具やキャビネット、建築用パネルなど。
- 特性: 高い耐久性と安定性を持ち、防水仕様も可能。
フィンランドバーチ合板は、デザイン性を活かした家具や耐久性が求められる用途に適しています。
それぞれのメリット・デメリットも紹介！
比較してみると…
| ラワン合板 | フィンランドバーチ合板 | |
| 外観 | シンプルで茶色系 | 明るく美しい白色系 |
| 強度 | やや低い | 非常に高い |
| 耐水性 | 低い | 高い（防水仕様の場合） |
| 加工性 | 加工しやすい | 加工しやすく精度も高い |
| 用途 | 下地材や裏板 | 高級家具や建築デザイン |
選び方のポイント:
- ラワン合板は、予算を抑えたい場合や軽量であることを重視する際に適しています。
- フィンランドバーチ合板は、美しい仕上がりや長期間の使用を想定する場合に最適です。
まとめ
ラワン合板とフィンランドバーチ合板は、それぞれ異なる魅力を持つ合板です。コスト重視で選ぶならラワン合板、デザイン性と耐久性を重視するならフィンランドバーチ合板が適しています。家具製作の用途や目的に応じて、最適な素材を選びましょう。
木材選びに迷った際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。造作家具のプロとして、あなたの理想の家具づくりをサポートします！