相じゃくり・本実・やとい実とは?違いと使い分けが一目でわかる基本3選

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「相じゃくり・本実(ほんざね)・やとい実って何が違うの?」「どの加工を選べばいいのか知りたい」
そう思う方もいるかもしれません。
相じゃくり・本実・やとい実は、それぞれ適した用途や役割が明確に異なり、目的に応じて正しく使い分けることが重要です。
この記事では、相じゃくり・本実・やとい実とは何かを基本から整理し、違いと使い分けのポイントを分かりやすく解説していきます。
相じゃくり・本実・やとい実とは?
木材加工における「実加工」とは、板と板をただ突き合わせるのではなく、互いに噛み合う形状を与えて接合する方法を指します。木材は温度や湿度によって伸び縮みする素材であり、単純な突き付け接合では、反りや隙間、段差が生じやすくなります。実加工を行うことで、部材同士の位置関係を安定させ、仕上がりの美しさと構造的な安心感を両立できます。家具、建具、造作工事など、精度が求められる場面ほど実加工は欠かせない存在です。
なぜこの3つがよく比較されるのか
相じゃくり・本実・やとい実は、いずれも板材同士をつなぐための代表的な加工方法ですが、構造や考え方が異なります。現場や図面でこれらの言葉が並んで出てくることが多いため、「結局どう違うのか」「どれを選ぶのが正解なのか」と迷う人が少なくありません。名称だけを覚えて使ってしまい、後から仕上がりや耐久性に不安が残るケースもあります。そのため、この3つはセットで理解されやすく、比較対象として検索されやすいのです。
相じゃくりとは?
相じゃくりの基本構造
相じゃくりとは、接合する2枚の板の端部を、それぞれ厚みの半分程度ずつ欠き取り、重ね合わせる加工です。完成時には板同士が同一面でそろい、見た目がすっきりと仕上がります。構造自体が非常にシンプルで、古くから使われてきた基本的な接合方法の一つです。
相じゃくりの加工方法の考え方
相じゃくりは加工が単純な分、寸法精度がそのまま仕上がりに影響します。欠き取りが深すぎると段差が出たり、浅すぎると板同士が浮いたりします。そのため、正確な墨付けと加工が重要になります。加工自体は手工具でも可能ですが、機械加工の方が安定しやすいのも特徴です。
相じゃくりが使われる代表的な用途
相じゃくりは、棚板や天板の幅を広げるための接ぎ加工や、造作家具の側板などで使われることが多くあります。構造的に極端な強度を求められない場所であれば、十分に実用的な加工方法です。
相じゃくりのメリット・デメリット
相じゃくりのメリットは、加工が比較的容易で、材料を無駄にしにくい点にあります。一方で、接着面積が限定されるため、強度や反り止め効果は他の実加工に比べると控えめです。用途を選ばずに使うと、後から反りや割れが出る可能性もあるため注意が必要です。
本実とは?
本実の構造と特徴
本実とは、一方の板に凸形状の雄実、もう一方に凹形状の雌実を加工し、互いに差し込んで接合する方法です。板同士が噛み合うため、位置決めがしやすく、接合後のズレが起こりにくいのが特徴です。
雄実と雌実は、ぴったりと合うことで初めて効果を発揮します。精度が高いほど、接合部は安定し、施工後の狂いも少なくなります。ただし、その分加工精度が求められ、工具や技術が必要になります。
本実が適している場面
本実は、床材や壁材、建具など、反りやズレが問題になりやすい部位に多く使われます。見た目の美しさだけでなく、長期的な安定性を重視する場面に向いています。
本実のメリット・デメリット
本実のメリットは、接合精度の高さと安定感です。一方で、加工工程が増えるため手間がかかり、木材の伸縮を考慮した設計をしないと、逆に割れや狂いの原因になることもあります。
やとい実とは?
やとい実の仕組み
やとい実とは、板同士の端部に溝を掘り、そこに別材で作った実を差し込んで接合する加工方法です。板自体に雄実を作らない点が、本実との大きな違いです。
さね(実)を別材で入れる理由
別材を使うことで、木材の動きを吸収しやすくなります。特に無垢材では、幅方向の伸縮が大きいため、やとい実を使うことで割れや反りのリスクを抑えられます。
やとい実が選ばれるケース
高級家具の天板や、無垢材を使った幅はぎ加工など、精度と安定性が強く求められる場面でやとい実は選ばれます。
やとい実のメリット・デメリット
やとい実は非常に安定した接合が可能ですが、その分加工工程が増え、手間とコストがかかります。目的を明確にしないまま使うと、オーバースペックになることもあります。
相じゃくり・本実・やとい実の違いを比較
相じゃくりは欠き取り、本実は直接の噛み合わせ、やとい実は別材を介した接合というように、構造の考え方が大きく異なります。
一般的には、相じゃくりより本実、本実よりやとい実の方が精度と安定性が高くなります。ただし、必ずしも強度が高ければ良いとは限りません
施工のしやすさでは相じゃくりが最も簡単で、やとい実が最も手間がかかります。現場条件や作業時間も考慮して選ぶことが重要です。
相じゃくり・本実・やとい実の使い分け方
●家具製作での使い分け
家具製作では、見た目と安定性のバランスが重要です。天板にはやとい実、構造部には本実を使うなど、部位ごとに使い分けることで完成度が高まります。
●建具・造作での使い分け
建具では反りを防ぐことが最優先となるため、本実がよく使われます。一方、造作工事では相じゃくりが選ばれることも多く、施工性が重視されます。
施工前に知っておきたい注意点と失敗例
よくある勘違いと失敗例
「強そうだから」「プロっぽいから」という理由だけで加工方法を選ぶと、木材の性質に合わず、後から割れや反りが発生することがあります。
加工選びで後悔しないためのポイント
加工方法を選ぶ際は、使用場所、材料の種類、求める精度と手間を整理することが重要です。そのうえで適切な実加工を選べば、仕上がりに対する不安は大きく減ります。
まとめ
相じゃくり・本実・やとい実は、どれも木材をつなぐための基本的な加工方法ですが、構造や考え方、適した用途は大きく異なります。加工名だけを覚えて使うのではなく、それぞれが持つ役割や特性を理解することが、仕上がりの美しさや耐久性につながります。
施工のしやすさを重視するなら相じゃくり、精度と安定性を求めるなら本実、無垢材の動きまで考慮して確実な接合をしたい場合にはやとい実が適しています。どれが優れているかではなく、「どの場面に最適か」を基準に選ぶことが重要です。
今回紹介した違いや使い分けの考え方を押さえておけば、図面の読み取りや加工方法の判断に迷うことが減り、自信を持って作業を進められるようになります。相じゃくり・本実・やとい実を正しく理解し、目的に合った加工を選ぶことが、失敗のないものづくりへの近道です。
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